二十四節気コラム
継続することで身につくもの、振り返り
今日は2021年冬至
穏やかで温かいエネルギーの光に満ちた1日でしたね。
これからの未来はこんな風な意識で過ごせばいいよというメッセージをもらったかのような気がしています。
今日は内観と振り返りと継続と成長の話。
私が初めてヨガで得たカラダの劇的な変化は「股関節から歩ける」感覚を味わったことでした。
いつもと同じ感覚で歩いていたら、その一歩が今までにないくらい軽く大股で踏み出せたのです。
今でも忘れない感覚です。
私は幼稚園の頃からの筋金入りのO脚と長年の腰痛があったので股関節の可動域に偏りがあり、脚の歪みも強く、
当時は使いたい筋肉をうまく使えていなかったのです。
歩いているとすぐに疲れて腰が痛くなり、むくみや冷え性もキツイ。
ミニスカートが流行っていた高校生の頃はO脚や膝上に乗ったお肉がイヤで、お小遣いでO脚ベルトや骨盤ベルトを通販で買ったものです。
下半身がぽっちゃりと太りやすく、歩いているとスカートのウエストがくるくる回ってしまうほどの歪みがありました。
大きな太ももやお尻の筋肉は使えず、ペタペタと膝下の小さな筋肉だけで歩くような状態でした。
そんな私が股関節からスッと無意識で一歩が踏み出せた時は、それはもう今でも忘れられないくらいの感動でした。
こういうカラダの使い方ができるようになると、疲れない省エネで快適に過ごせるんだと。
大げさに聞こえるかもしれませんが、長年の不調やコンプレックスから少し光を見出せた瞬間でした。
35歳を過ぎた頃、運動不足解消と体力アップ、腰痛の軽減と姿勢を整えるために
「ヨガをやる!」と決めて月に2〜3回はクラスを受けて
毎回どこかしらが筋肉痛になり^^;
しんどいレベルから早く抜けたくて自主練もけっこうしてました。
あの頃はとにかく早く優雅にヨガを楽しむレベルまで行きたかったですね。
基本を体得する、コツを考える、繰り返し練習する。
練習を繰り返すことでヨガで言えば一つのアーサナの基本ができるようになる。
それができたら次は「流れ」シークエンスやフローの中でできるようにする。
勝手にできるようになるのではなく、やはり積み重ねが必要です。
積み重ねても苦手なものもあるし、積み重ねなくてもできるものもあり、
それらの「なぜ?」を捉えて行くことで見えてくることがあります。
こういう感覚はセラピストという技術者だから特に強いのかもしれません。
劇的な変化があったのは、、、何となく聞き覚えのある馴染みのアーサナができ、少しはクラスについていけるようになった頃。
半年くらいは続けた頃だったかなと思います。
それが早かったのか遅かったのかは分からないけど、やはり何をするにもある程度の定期的な継続が必要だと思います。
特にカラダやココロに関する変化は少し時間を要することもあるので、少しでも楽しさを見出せたなら、継続してみることをおすすめします。
筋肉痛も内観の1つで
内観は気づきに変わり
気づけるからこそ変わることができる。
どこのパーツが筋肉痛になったのか?
どんな動きで筋肉痛になったのか?
観察をしてみることで色々なことに気づけるかもしれません。
そしてその内観を継続していくと他のことも自然と内観することができるようになってきます。
それがヨガの面白いところ。
マクロビオティックや陰陽五行もそうなのですけどね。
マクロビオティックも「ただ作る」のでは、意識が外に向いたまんま。
それは楽しいかもしれないけど本質ではない。
自分に必要なものを選んで必要なタイミングで摂る、自分を整えるための内観の練習なのです。
内観というと大そうな感じがしますが、振り返りですね。
振り返りの継続で人は成長をするし
自分のやりたい方向性とやっていることが同じ方向であれば
人ってストレスを感じませんから。
それも振り返らないと気づけない。
過去にベクトルを向けるための振り返りではなく
ジャッジするための振り返りではなく
自分を知り未来へ進むための振り返りを。
オンラインサービス(セラピストヨガ・講座)
・セラピストによるオトナ世代のためのバランス調整ヨガ(隔週月曜朝/日曜夜)
・マンスリー講座…「健やかな未来をセルフクリエイトする」ウェルネスライフ講座。月毎に様々なテーマで開講しています。
1月のマンスリー講座
「自立と浄化:体感センサーの高め方」
1/16(日)10:00〜11:30 Zoomにて開催
単発受講 3,000円
サブスク(マンスリー講座とヨガクラス4回分) 4,800円
単発/サブスク、オンタイムでご参加/不参加に関わらず、講座にお申し込みくださいました全ての皆様にアーカイブ動画をお送りします。
自分の好きな時間に受講でき、繰り返し視聴も可能です。(視聴期限2週間程度)
オンライン配信サービス専用WEBサイト(セラピストヨガ・ウェルネスライフ講座)
カラダをコントロールするところからはじめるといつの間にかイイ感じになっていたワケ
今週の月曜日からまたオンラインヨガの配信を再開しました。
「久々にカラダ動かしたー!!って感じ」
「思うように動かなかった」
「ついていくのに必死でしたー」
などなど参加者さまからのご感想をいただきながら、クラス後にはみなさまの表情が明るくスッキリされていたことがとても嬉しかったです。
これってヨガの大きな特徴の一つなんですよね。
ヨガ用語でいうと「サットヴァ」という状態なんです。
ヨガでは人間の気質を3つに分けていて、その一つが「サットヴァ」
「純性」と訳されます。
ピュアで柔軟性があって揺らぎがあるけど安定している状態。
残りの二つは「激性」と「鈍性」と呼ばれます。(こちらは12月に食のお話と一緒にマンスリー講座のテーマにしようと思っています!!)
ヨガをした後はこの「サットヴァ」の状態に導かれると言われていて、ヨガを継続すればするほどこの「サットヴァ」の状態が磨かれていくというわけです。
生きていると「激性」に傾いたり「鈍性」に傾くこともあるワケですけど、それをヨガで「純性」に調整していこうという感じです。
私はこのことを知る前は「なんか分からないけどヨガするとイイ感じ」と思っていました。
それ自体がまさにサットヴァの状態だったのですよね。
ヨガをはじめたばかりの頃はそれこそクラスについていくのに必死だからただただ先生の言われるように動いていたら時間が過ぎていて、時には「あと何分あるん!!」って思うようなキツいクラスもあったり(笑)時には「え、もう終わり!!あっという間やった!!」というような日もあったり…
でも「続けたらなんか良さそう」という感覚がヨガの後には必ずありました。
ヨガを始めた頃なんて思うように動けないことの方が多くて、筋肉もないし、柔軟性もあるところとないところにとても偏りがあって、筋肉痛はいつもありました。
それでも少しづつコントロールできるようになる感覚が面白かったし、あちこちのカラダの筋肉を動かすことは自分のポテンシャルに新たに気づける感覚でとても嬉しかったですね。
「えー、こんなところの筋肉が動くとこんなにラクなのね!!」みたいな気づきが毎回あって。
やり過ぎ、前のめり、チカラが入る、負けず嫌い、偏り、土台が弱い、バランスが取れない、、、これは私の例ですけど、ヨガをすることでこんなカラダのクセに気づき、それはまんまココロのクセだということにも気づきました。
今は少しは力の抜き方も覚えたし、バランスの取り方や人と比べないことやグラウンディングも身についてきたかなと思っています。
せっかくヨガをしていても「痛い」とか「できない」「しんどい」にしかフォーカスが向かないと継続するのがなかなか難しいかなと思うのです(。•́︿•̀。)
それって楽しくないですよね、、、。
「痛い」に気づいてあげて、それを「イタ気持ちいい」に変えてあげるにはどうするか?を自分で微調整していくのがヨガの練習だったりします。
はじめからできるなんてことは少なくて、できないことの方がほとんどですしね。
焦らず自分のペースで「サットヴァ」を輝かせていけたらイイのかなと思います。
オンラインヨガは周りと比べずできることが1番の利点かもしれません。
自分だけに集中する時間が欲しい方、自分のクセやポテンシャルに気づきたい方、単純にカラダを動かしたい、肩こりや腰痛を改善したい、、、理由はなんでもイイです。ヨガやってみたいなと思われている方はぜひお気軽にまずは試してみてくださいね。
「サットヴァ」の感覚、「なんかイイ感じ」の感覚、味わってみませんか?
サットヴァへの理解を深めたい方はぜひ12/4の講座へ!!また詳細お知らせします!!
詳細・お申し込みはこちら